PHILOSOPHY of PKD Project
現在、宗教紛争、麻薬、飢餓などといった地球規模の問題が解決をみないまま放置されており、
その被害の大半は、開発途上国に集中しています。
この状況の改善に向けた世界各地の活動も必ずしも効果的とは言えません。
平和維持活動=PKOは、その運用においてしばしば失敗を重ねています。
さらに、軍事力を用いる平和維持軍=PKFは軍事的な制圧になり過ぎ、
支援を受けているはずの人々にとって、かえって恐怖と憎しみの対象と化しています。
PKF、PKOによる平和維持活動は行き詰まりを見せています。
Peace-Keeping Design Projectでは、デザインの持つ「理想を具体的に目に見える形で提案する」力を最大限に活用します。
プロジェクトの遂行にあたって以下の3つの基本方針に基づき、活動を進めていきます。

1. 「支援に必要なプロダクトを選ぶ」のではなく「支援のためのプロダクトを設計し具現化する」ための提案を行う

2. テーマとなる問題だけでなく、その問題に対する「これまでの支援方法の問題点」までを解決する提案を行う

3. プロダクトの形態や機能に加えて、その製造方法から運搬方法、管理方法、廃棄方法まで全てのプロセスに対して提案を行う


Peace-Keeping Design Projectでは、 紛争地域における問題、衛生問題、貧困問題、感染症問題、環境問題など、
地球規模の解決困難な課題を幅広く対象とします。
デザインを基軸とした創造的かつ総合的なアプローチによって、諸問題に対する最適な解決策を見い出し、
その実現に取り組んでいきます。
Kazuo KAWASAKI copyright © 2018 Peace-Keeping Design Office, Nonprofit Organization SDwave